便潜血陽性の方へ

便潜血検査とは

血便には目で見てわかるものと、見た目ではわからないほど微量の血液が便に混じっているものがあります。微量な血液が混じった血便は、便潜血検査でわかります。一般的に便潜血検査は大腸がんのスクリーニング検査として行われていますが、便潜血検査陽性は大腸から肛門までのどこかで出血が起こっているということなので、原因を確かめるためには精密検査が必要になります。

検査方法

微量の血液を発見するために精度の高さが重視されるため、11回の2日分を採取する2回法が主に行われています。便中の血液は時間が経過すると残存率が低下するため、1週間以上経過すると正確な検査ができません。そのため、検診前の1週間以内に採取する必要があります。

便潜血検査の結果について

大腸がんや前がん病変の大腸ポリープがあっても、出血を起こさないことが多く、便潜血検査が陰性になる可能性があります。また、陽性でも痔などが原因になっていて、大腸がんや前がん病変の大腸ポリープがない場合もよくあります。簡単に受けられるためスクリーニング検査としては優秀ですが、正確に診断するためには大腸カメラ検査が不可欠です。特に、楽な治療が可能で完治が望める早期の大腸がんは、大腸カメラ検査以外での発見はほとんどできません。

陽性

便潜血検査の結果が陽性の場合、痔などの疾患によるものや特に病気が原因ではないケースもあります。ただし、陽性になって大腸カメラ検査を受け、大腸がんが発見された場合、負担が少ない治療が可能なケースも多くなっています。進行させないためにも、陽性になった場合には、できるだけ早く消化器内科を受診して大腸カメラ検査を受けましょう。

陰性

早期大腸がんや前がん病変である大腸ポリープは、便潜血検査で陽性が出ることがほとんどないため、発見には大腸カメラ検査が必要です。大腸がんが便潜血検査で陽性になる場合、硬い便が大腸がんの表面を強く擦って出血させています。そのため、硬い便が通過する場所にできた大腸がんで、ある程度の大きさがないと出血を起こさず陰性になってしまうのです。早期の大腸がんはある程度大きくなっても平坦な場合ややわらかい便が通過する場所にできると陰性になってしまいます。陰性でも見逃された大腸がんや前がん病変である大腸ポリープがある可能性もありますので、早期発見と楽な治療で完治・予防するためには定期的な大腸カメラ検査が不可欠です。

検査で陽性が出た方へ

便潜血検査は消化管からの出血の有無を調べる検査です。原因を調べるためには大腸カメラ検査による精密検査が必要です。大腸カメラ検査では、大腸全域の粘膜を詳細に調べて、疑わしい部分の組織を採取し、病理検査による確定診断が可能です。大腸がんは早期に発見できれば、内視鏡による治療で完治が望めます。また、前がん病変の大腸ポリープが発見された場合、検査中に切除する日帰り手術が可能です。これにより将来の大腸がん予防につながります。

TEL.03-3914-2510 mrso
WEB予約 LINE予約
一番上に戻る
WEB予約 LINE予約